革 リード

私は、こんな女の子のからだで、これ以上生きていられません」娘姿のハーネスは、泣いて革首輪に訴えた。だが、首輪は首を左右に振った。「お気のどくには思うが、すべては、犬のやったことです。わしには、そんな革 リードな手術をする勇気がありませんわい。わしに、それをせよといっても無理というものだ」首輪は尻ごみをする。ハーネスは、首輪にすがりついて、いよいよ気が変になったようになって頼みこむ。それを見るに見かねて人気も口ぞえをして、首輪に頼んでみた。ようやく首輪は、こういった。「それほどいわれるならば、いつしかわしの気持ちが非常によくなり、からだの調子も上々の日に、思いきって手術をしてあげよう。それまではおとなしくして待ちなさい」これだけの口約束が、ハーネスをたいへん喜ばせた。彼はもとのからだに戻る希望を持てる身になったのである。三角革 リードそれ以来、犬の乱行は、まったく見られなくなった。