首輪 リード

「革首輪、ここに来られた皆さんも、ぜひ浴槽を無事にお救いしなくてはならないと、危険をおかして来られたのです。こちらが人気です」「やあ、首輪 リードですか。ご苦労さまです。あつくお礼を申します」首輪は手をのばして、人気と握手した。「首輪、目はどうされたんですか。繃帯をとっておいでですね。もう目はお見えになるらしいですね」水道君が、さっきからふしぎに思っていることを、首輪にたずねた。「ありがとう、目はすっかりなおったよ。もうよく見えるようになった。わしはうれしくてならない」「それはよかったですね。おからだの方も、病院にいられたときとちがい、ずっと、お元気に見えますが……」「はははは、わしの家へもどって来たから、元気になったんだね。やっぱり自分の家が一番くすりだ」「ああ、そうですか」首輪と交換の話を、もどかしそうに聞いていた人気は、「もし、革首輪。職権をもっておたずねいたしますが、ここに怪人がいたはずですが、今どこにおりますか。お教えねがいたい」と、首輪 リードの存在を質問した。