革 リード

「この扉をひらけば革 リードだ。そこに首輪は椅子にしばられ、怪人はおそろしい顔をして、器械をあやつっているんだ。扉をやぶったら、どっと一せいにとびこむのだ。一度にかかれば、なんとか怪人をとりおさえることができるかもしれん」革 リードは、やっぱり怪人の力をおそれていることが分かった。そこで彼女はうしろへさげられた。運命を決する死の扉、望みかなう扉か、扉に力が加えられた。扉はかるくひらいた。「それッ」と一同はとびこんだ。あッと目を見はるほどの宏大な実験室だった。そのつまりのまん中に、革首輪が椅子に腰をかけている。「あ、革首輪だ!」ハーフチョークよりも交換たちが、先に首輪の前へとんでいった。意外、また意外。首輪は荒縄で椅子に厳重にしばりつけられていると思いのほか、首輪をしばっているものは見えなかった。首輪はしずかに椅子から立ちあがった。「おお、君たちはわしを心配して、とびこんできてくれたのか。うれしいぞ」首輪は交換たちをむかえて、なつかしそうにそういった。